2022年6月の住宅ローン変動金利の比較



(2022年6月3日時点の情報です。ご覧いただいた時点で販売状況や法規制の内容等が変更となっている場合がございます。詳細は、その都度ご確認をお願いいたします。)

こんにちは、藤島住宅の大目(おおめ)です。

2022年6月の住宅ローン変動金利の比較

新規購入の場合での金利を比較しています。借り換えの場合、より低い金利設定となる場合がありますので、別途、お気軽にお問い合わせください。

 

《住宅ローン 2022年6月 金利比較》

金融機関 金利(%)
みずほ銀行ネット専用 0.375
PayPay銀行 0.38
住信SBIネット銀行(SBIマネープラザ) 0.39
auじぶん銀行 0.389(0.289)※1
新生銀行 0.45
埼玉りそな銀行 0.47
三井住友銀行 0.475
三井住友信託銀行 0.475(0.445)※2
ソニー銀行 0.507(0.457)※3
イオン銀行 0.52
三菱UFJ銀行 0.475
楽天銀行 0.537

(上記金利は最低金利が適用された場合です。審査結果により適用金利が変動する場合があります。)

今月も、上記の金融機関では金利変動はありませんでした。

※1)auじぶん銀行は、また金利優遇キャンペーン中です。9月30日までの借入で0.021%金利優遇が拡大され、再び0.3%台に入りました。auモバイルをご利用の場合は、更に0.07%の金利優遇とじぶん電気をご契約の場合は0.03%の金利優遇があり、両方を合わせて契約すると、0.1%の金利優遇0.289%となります。

※2)三井住友信託銀行は、投資信託自動購入プランやNISA口座開設などの一定の申し込みを行うことで最大0.03%の金利優遇があり0.445%となります。

※3)ソニー銀行は、頭金1割のご用意で0.05%の金利優遇があり0.457%となります。

また、埼玉りそな銀行では、環境配慮型住宅として、ZEH・太陽光発電・長期優良住宅に該当する物件の場合は、0.01%の金利優遇となります。

三井住友銀行では、ZEH住宅の場合0.05%の金利優遇で0.425%の金利となります。三井住友銀行の場合は、長期優良住宅では金利優遇追加の対象となっていません。また、ZEH住宅であり、且つBELS(ベルス)=建築物省エネルギー性能表示制度による評価書の提出が必要です。この評価書を取得する手数料として、ハウスメーカーによっては10万円以上~数十万円の請求となる場合もある様なので、事前の確認が必要です。

※その他、各条件により設定金利が変動する場合があります。

団体信用生命保険の違いにも注意が必要!

auじぶん銀行では、団体信用生命保険のオプションで『がん100%保障団信』について、今までは0.2%の金利上乗せでしたが、先月から0.1%の金利上乗せとなりました。

これは、PayPay銀行や新生銀行でも同様0.1%の金利上乗せで加入できます。また、このオプションには年齢制限があり、auじぶん銀行とPayPay銀行では、年齢が満51歳未満となっていますが、新生銀行では満50歳未満となっていますので、ちょうど50歳の方は注意が必要ですね。

そして、各年齢制限以上の方は、他の選択肢が無くオプションを付けることが出来ません。

また、auじぶん銀行では11疾病保障団信』についても0.3%の金利上乗せから0.2%と上乗せ金利を低くしています。この団信では、連続5日以上の入院をした場合に、「入院一時給付金」として10万円が支払われます。そして、コロナウィルスに罹患した場合は、入院でなく自宅で5日以上の療養であっても10万円が支払われます。

PayPay銀行の11疾病保障団信』は、0.3%の金利上乗せとなっています。

新生銀行では、11疾病保障団信』という商品はありません。その代わりにというか、『安心保障付団信』とがあり、一般団信に金利上乗せなしで付帯できるようです。これは、要介護3以上などの要件に該当した場合にロン残高が支払われます。

この他、住信SBIネット銀行では、がんに特化した「がん団信」は無く、『三大疾病保障特約100%』に年齢40歳未満の方は0.2%、40歳以上の方は0.4%の金利上乗せで付帯できます。

ちなみに、ローン残高の50%まで保障となる『三大疾病保障特約50%』については、40歳未満は金利上乗せなしで標準付帯され、40歳以上の方は0.25%の金利上乗せで選択することが出来ます。

がん保障などの年齢制限が40歳未満としているのは、auじぶん銀行やPayPay銀行などの50歳より厳しいですが、それ以上の方にも上乗せ金利の条件が違うとは言え選択肢を持てたり、「急性心筋梗塞」「脳卒中」についても50%保障を選択できるなど、住信SBIネット銀行の団信も以前に比べ充実してきたように思えます。

以前は、「全疾病保障」とい現実的にはハードルの高い条件の内容で一本勝負していた感じでしたから。。。

団信のオプションについては、万一の時を考えると付けておいた方が良いかとは思いつつ、金利上乗せ分の月々返済額を見ると、ちょっと二の足を踏んでしまうところもあるかと思います。

そんな時には、ご自身で入っている生命保険とのバランスを確認して、金利上乗せなしの50%保障の団信の選択も良いのかもしれません。

 

2022年6月 フラット35金利比較

《フラット35(買取型) 6月金利比較》

(9割借入 21年以上返済 団信付きの場合)

金融機関 金利(先月比)%
埼玉りそな銀行 1.49(+0.01)
ARUHI 1.49(+0.01)
楽天銀行 1.49(+0.01)
住信SBIネット銀行 1.49(+0.01)

フラット35の「買取型」については、先月に続いて金利が上昇しました。

上記金融機関では、揃って0.01%上がり1.49%(団信加入、頭金10%の場合)となりました。

ちなみに、住宅支援機構は発行している資産担保証券(機構MBS)の既発債を見ると5月20日付の表面金利は4月と変動していません。

 

ブログ(【フラット35】『維持保全型』とは?)でもお知らせしましたが、フラット35の金利引下げメニューに『維持保全型』が加わりました。

長期優良認定住宅の認定を引き継ぐことなど一定の要件を満たすと、当初5年間0.25%の金利優遇を受けられます。

フラット35Sとの併用で、当初5年間は0.5%の金利引下げとなります。

藤島住宅の分譲は、全物件フラット35Sと長期優良住宅認定を取得しています。

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次に、フラット35の『保証型』でも同様に金利上昇となっています。

「ARUHI」

 スーパーフラット8.5S   1.41%(+0.01) 頭金15%以上
 スーパーフラット8S    1.36%(+0.01) 頭金20%以上
 スーパーフラット5S    1.28%(+0.01) 頭金50%以上

「住信SBIネット銀行」

 1.42%(+0.01) 頭金10%以上必要
 1.29%(+0.01) 頭金20%以上

ARUHI(アルヒ)・住信SBIネット銀行の両行とも、買取型と同じく0.01%上げています。

頭金20%に対しては住信SBIネット銀行の方が良い条件となっているのは変わりません。

 

各行の詳細はこちらから

PayPay銀行

auじぶん銀行

住信SBIネット銀行(住宅ローン代理店対面)

住信SBIネット銀行(フラット35)

ARUHI

新生銀行

 

まだ不慣れな部分はありますが、簡易的なライフプランの作成などのご相談も承ります。

お住まい購入において、住宅ローンなど資金計画については大変重要な部分です。

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