2021年6月 住宅ローン・フラット35最低金利比較




(2021年6月3日時点の情報です。)

こんにちは、藤島住宅の大目(おおめ)です。

 

2021年6月の住宅ローン変動金利の比較

新規購入の場合での金利を比較しています。借り換えの場合、より低い金利設定となる場合がありますので、別途、お気軽にお問い合わせください。

 

《住宅ローン 2021年6月 金利比較》

金融機関 金利(%)
みずほ銀行ネット専用 0.375
PayPay銀行 0.38
住信SBIネット銀行(Mr.住宅ローREAL) 0.41
auじぶん銀行 0.41
新生銀行 0.45
埼玉りそな銀行 0.47
三井住友銀行 0.475
三井住友信託銀行 0.445
ソニー銀行 0.507
イオン銀行 0.52
三菱UFJ銀行 0.475
楽天銀行 0.527

(上記金利は最低金利が適用された場合です。審査結果により適用金利が変動する場合があります。)

先月に続き、みずほ銀行ネット専用が、0.375%で最低金利です。

ネット専用とは言いながら、都市銀行がネット銀行よりも低い金利を設定するとは、数か月前までは考えもしなかったことですね。

PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)が、0.005%差で2番目の低金利です。

実質の金利差は無いものとして、他のサービス面で、やはり都市銀行とネット銀行ならではの差別化もあります。

 

PayPay銀行は他のネット銀行同様に、”保証料”を支払うタイプは用意されておらず、”手数料タイプ”のみです。最初に融資額の2.2%を事務手数料として支払います。

 

みずほ銀行は、手数料タイプと合わせて”保証料タイプ”として一定の金額を一括前払いするタイプも用意されています。この場合、事務手数料は33,000円となります。

 

仮に、4,000万円を35年返済で借入した場合、

PayPay銀行では、4,000万円×2.2%=880,000円

みずほ銀行で保証料一括タイプの場合は、35年の場合借入100万円につき保証料が20,611円なので、

20,611円×40=824,440円+33,000円=857,440円となります。

 

最初の金額としては大きな差はないのですが、”保証料”は繰上げ返済をすることで一定の比率で保証料が返戻されます。

また、頭金を多く用意できる方など借入期間を最初から短期間で設定する場合は、保証料が安くなるので手数料タイプとの差が大きくなります。

例えば、20年返済の場合は、借入100万円につき14,834円となり、借入が4,000万円の場合は、593,360円となり、約20万円諸費用が軽減されます。

ほとんどの方が35返済でローンを組みますが、選択肢としては広がるのは確かです。

 

そして、auじぶん銀行では、引き続き”au回線”と”じぶん電気”との同時契約で0.1%の優遇となり0.31%となります。

 

ただし、この3行は、金利は低いのですが審査は厳しいです。

その中で、住信SBIネット銀行が比較的審査の基準が広く設定されている印象です。

 

ところで、先日、新生銀行を利用してのお客様が無事決済を完了しました。

完成物件なので、ご契約から決済までは比較的早く完了する予定でしたが、約2ヶ月半も掛かってしまいました。

ネット銀行は審査期間が長くなってしまうのは仕方がないとしても、ローン契約から決済まで3週間も空ける必要があり、ただただ期間が長くなってしまいました。

一般的には、本審査の内定が下りるまで待たされて、内定が下りてからはローン契約・決済と一気に進むのですが、まさかの、ローン契約から3週間後のローン実行となり、ひたすら待つしかないって感じでした。

 

藤島住宅では、お客様のご希望の金融機関のしくみに協力し対応しますが、業者に依っては契約から決済までの期間を決められてしまう場合があるので、新生銀行でご検討の方は、事前の準備が大切です。

 

2021年6月 フラット35金利比較

 

「買取型」フラット35の最低基準金利は、「契約額の9割借入、21年以上返済、団信付き」の場合で、

1.35%となり、先月から0.01%下がりました。

3月に0.03%上がってから元に戻りましたね。

 

相変わらず、埼玉りそな銀行、ARUHI(アルヒ)、楽天銀行、住信SBIネット銀行が、ずっとフラット35での最低金利で並んでいます。

 

藤島住宅の自社物件は、フラット35SのAタイプの建物基準に該当するので、お借入れから当初10年間は0.25%の金利優遇で1.1%が適用となります。

☞藤島住宅新築自社分譲物件

 

なお、フラット35の『保証型』では、頭金1割以上の場合で、

ARUHI(アルヒ)が、1.3%、

住信SBIネット銀行が、1.28%となっています。

頭金1割の場合、ARUHIでは審査基準が厳しく(年間返済額の年収に占める割合が低く設定)なるので、ほとんどの方は「買取型」の選択になってしまうかと思います。2割以上の頭金ご用意で通常通りの基準となります。

 

頭金が2割の場合では、

ARUHI(アルヒ)が、1.22%、

住信SBIネット銀行が、1.19%となります。

 

各行の詳細はこちらから

PayPay銀行

auじぶん銀行

住信SBIネット銀行(フラット35)

ARUHI

 

お住まい購入において、住宅ローンなど資金計画については大変重要な部分です。

物件探しと合わせて、お気軽にご相談ください。

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