住宅ローンを借りてマイルを貯めよう!ANA/JAL住宅ローン



 

(2021年10月23日時点でのブログ記事の情報です。ご覧いただいた時点で販売状況や法規制の内容等の情報が変更となっている場合がございます。詳細は、その都度ご確認をお願いいたします。)

こんにちは、藤島住宅の大目(おおめ)です。

今まで各金融機関の住宅ローンについて商品の特徴や毎月の金利についてお知らせしてきましたが、本日は、少し変わった住宅ローンのご紹介です。

 

「どこで住宅ローン借りようかな?」と思った時に、何も知らなければ多くの方は思いつかないかもしれません。

ブログのタイトルにもある様に「マイルを貯める」と聞くと航空券を思いつくかと思いますが、ANAやJALが住宅ローンの取り扱いを行っています。

とは言っても、航空会社独自でのローンではなく、他の金融機関との提携で代理店としての住宅ローン商品です。

ANAは、ソニー銀行の代理店、JALが住信SBIネット銀行の代理店としての商品となります。

ですので、基本的な商品の内容は各銀行の住宅ローンと同じになっており、そこへ、借入額に応じてマイルが貯まるなどのサービスが付いています。

「住宅ローンを借りて、沖縄旅行へ行こう!」なんて、キャッチとしては魅力的な商品ですよね。

☞JAL住宅ローン

 

まず、ANAの場合は、通常は借入額20万円につき100マイルのプレゼントですが、

今なら20万円につき300マイルがプレゼントされます!(2021年2月28日までのキャンペーン)

4,000万円の借入だと60,000マイルのプレゼントです。

東京(成田or羽田)から沖縄までは、往復で14,000マイル(ローシーズンの場合)必要ですので、ご家族で沖縄旅行へ行けちゃいます!

ちなみに、ハイシーズンの場合は、往復で21,000マイル必要です。それでも、ご夫婦分は余裕です。

☞『ANA国内線シーズン・必要マイルチャート』

 

次に、JALの場合は、借入額を4段階に分けてマイルをプレゼントしています。

4,000万円の借入の場合は、50,000マイルがプレゼントされます。これだけ見るとANA住宅ローンの場合の方が良さそうですが、借入額によってはJAL住宅ローンの方がマイル数が多くなります。

1,000万~2,000万円未満⇒10,000マイル
2,000万~3,000万円未満⇒30,000マイル
3,000万~5,000万円未満⇒50,000マイル
5,000万円以上       ⇒80,000マイル

JALでも、沖縄へは往復で15,000マイルですので、50,000マイルならご家族3人で沖縄旅行!

また、今月以内のローン契約が期限ですので、今からでは難しいのですが、マイルのプレゼントの他に「FLY ONステイタス」をもらえ、空港での色々特別サービスを受けることができます。

JAL住宅ローンのHPに、ローン口座の開設が増えており手続きに時間がかかっているとの注意が記載されています。人気が集まっている様なので、もしかすると、キャンペーン期間が延長されるかもしれないので、随時チェックしていくと良いかもしれません。

 

結局のところ、ANA住宅ローンとJAL住宅ローンで比較した場合、どちらが良いのでしょうか?

私は飛行機を使っての旅行はほぼすることは無かったので、航空会社の拘りも無いのですが、皆さんの中にはどちらかに決めている方もいるかもしれませんね。

 

ただ、最大の目的は住宅ローンです。

ANA住宅ローンのソニー銀行では、変動金利が0.457%。ただし、これは、頭金1割の場合です。物件価格の満額の借入の場合は、0.507%となります。

主な保障サービスとして基本的な団体信用生命保険の他に《がん団信50》が金利負担なしで標準で付帯されています。がんと診断が確定した時点で、借入残高の50%が保障されます。

残高100%保障の場合の《がん団信100》は、0.1%の金利上乗せとなります。《がん団信100》の保障には、がんと診断された時の診断給付金として100万円、がん先進医療給付金が通算1,000万円、通常のがん団信では保障外となる上皮内がん・皮膚がんと診断された場合の給付金50万円も付帯されています。

金利や団信の内容は、ソニー銀行の内容をそのまま適用している感じですね。

 

JAL住宅ローンでは、基本は住信SBIネット銀行の内容ですが、金利設定が独自の金利となっています。

まず、変動金利は、0.44%です。住信SBIネット銀行ネット専用住宅ローンでは、0.41%ですので0.03%プラスとなっています。

毎月各金融機関の変動金利比較をお知らせしている「住信SBIネット銀行住宅ローン」(旧ミスター住宅ローンREAL)では、0.39%となっています。10月からローン商品名が変わり、更にややこしくなってしまいました。。。

JAL住宅ローンの団信は、《3大疾病50%保障》金利上乗せなしで付帯されています。ただし、年齢が40歳未満に限ります。

がんと診断された場合に、ローン残高の50%保障されるのはANA住宅ローンと同じですが、JAL住宅ローンでは、急性心筋梗塞や脳卒中を発病し60日間以上所定の状態が継続したと判断された場合、または所定の手術を受けた場合にもローン残高の50%の返済に保険金が充当されます。

40歳以上の方が、《3大疾病50%保障》を付けようとすると0.25%の金利上乗せとなります。

変動金利では、頭金1割の用意が出来るかによっても適用金利が変わりますし、団信についても年齢によりどちらがお得か変わります。

40歳以上の方でも、JAL住宅ローンでは《全疾病保障》があり、がんなどの3大疾病以外の病気やけがでも一定期間以上就業不能状態が継続された場合に、月々のローン返済額が保障されますが、3ヶ月は免責期間だったり、ローン残高が全額保障されるのは就業不能状態が継続24ヶ月となった場合など、適用されるにはハードルが高かったりします。

注)SBIマネープラザの『住信SBIネット銀行 住宅ローン』や住信SBIネット銀行の『住信SBIネット銀行ネット専用住宅ローン』のホームページを見ても、まだ団信の内容が以前のままで『スゴ団信』が記載されていませんが、10月1日より変更となっています。「3大疾病50%保障」が付いています。今まで、がん団信の部分で他行の団信より弱い部分がありましたので、ようやく改善されましたね。

 

その他には、もし既に、マイルが貯まるクレジットカードなどを持っているのであれば、その辺も選択の基準になりかもしれませんね。

いくつか調べてみましたが、年会費などそれなりの金額なので、私にはあまりメリットは無さそうでした。。

年齢が一定以下の方限定で年会費無料だったりもするので、若い方にはお勧めかもしれません。

中には、賃貸の家賃支払いでマイルに紐づけされている物件もあったりと、一部の人にとっては、普通に生活しているだけで旅行に行けちゃったりするという話も聞きます。

 

今は、変動金利で0.3%台の商品もあるので、中長期的なメリットはシミュレーションしてみないと分かりませんが、住宅ローンを選ぶときに一つの選択肢として『マイルが貯まる』というのも良いのかなと思いご紹介しました。

 

余談ですが・・・

「住信SBIネット銀行住宅ローン」(旧ミスター住宅ローンREAL)は、SBIマネープラザ株式会社が住信SBIネット銀行の代理業者として取り扱っている住宅ローンです。どちらも、SBIホールディングスのグループ企業です。SBIマネープラザ株式会社は、2008年3月に設立されていますが、その前年2007年9月にSBIホールディングスと三井住友信託銀行が共同設立したネット専用銀行です。ですので、住信SBIネット銀行のホームぺーでは、「住信SBIネット銀行ネット専用住宅ローン」の住宅ローンが掲載されており、これは、三井住友信託銀行の銀行代理業者として「ネット専用住宅ローン」の契約締結の代理をおこなっていると記載されています。先日、SBIホールディングスによる新生銀行へのTOBが否決され、敵対的TOBに発展。。。というようなニュースがありました。私にはよくわからない世界ですが、住宅ローンの競争はさらに激しくなりそうです。

 

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