久しぶりに和菓子(桜餅)つくりました。

 

こんにちは、藤島住宅の大目(おおめ)です。
このところお菓子作りは、もっぱらケーキ(洋菓子)ばかりだったのですが、昨日の休みに久しぶりに本家!和菓子をつくりました。
この時期は、やはり『桜もち』!そして、自分でも好きな道明寺です。
関東では、「桜もち=焼皮タイプ」ですが、私の実家(長野県)では、「桜もち=道明寺」となります。

 

 

多くの和菓子屋さんは、道明寺種(餅米を乾燥して三ツ割などに砕いたもの)を使います。私の父親もそうしていました。
桜もちは、「朝生菓子」と言って、その日に売る分をその日の朝につくります。(もちろん、現在は冷凍機械が充実しているので、まとめてつくったりしますが・・・)
子供のころは、この時期になると、毎朝父親が桜もちをつくる時間は大体決まっているので、その頃を見計らって工場に下りて行き、道明寺種だけを貰って食べるのが楽しみでした!
和菓子職人は、1グラムの違いを手のひらで感じられるので、ちょっと種が大きいと、はじっこをつまんで手元に置いておきます。
すると、一定数つくると、少しずつつまんだお餅がそれなりの量になるのを待って、「ちょうだい!」と言ってもらいます。
子供ながらに、「商品」という意識があり、最初から貰うのには気が引けていたのを覚えています。
小学校の高学年になると、お手伝いで、私も一緒に作っていたので、つまんだお餅が自分の手元に山になるのを見て、最後にパクッと食べるのを楽しみにつくっていました。(その時は、お餅の重さは、はかりで計っていました。)

 

でもって、私は、生のもち米を一定時間水に浸けた後、付近にくるんで手の親指の付け根でたたいて、三ツ割(一粒が三つに割れるくらい)に砕いてつくります。
個人的には、この方が、道の風味があり、餅のコシの食感(ただ柔らかいだけでなく。)も味わえて美味しいと思っています。
こしあんも自家製ですよ!

 

事前に、餡を仕込んでおけば、桜もち自体は、2時間ほどで出来るので、とてもお手軽です。
もち米を水に浸けておく時間は除きますが・・・今回は、朝起きてからの仕込みで、午後には、お客様とのアポが入っていたので、ぬるま湯に浸けて時間短縮にしました。

 

ちなみに、大分手の感覚が鈍って来ましたが、プラスマイナス2グラムの中で出来ていました!
下の子も、学校から帰って来て、駆けつけ4個!食べていました。
今度は、久しぶりに、焼皮の桜もちでもつくってみますか!!





 

 

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