2022年10月の住宅ローン変動金利の比較



(2022年10月1日時点の情報です。ご覧いただいた時点で販売状況や法規制の内容等が変更となっている場合がございます。詳細は、その都度ご確認をお願いいたします。)

こんにちは、藤島住宅の大目(おおめ)です。

2022年10月の住宅ローン変動金利の比較

新規購入の場合での金利を比較しています。借り換えの場合、より低い金利設定となる場合がありますので、別途、お気軽にお問い合わせください。

 

《住宅ローン 2022年10月 金利比較》

金融機関 金利(%)
みずほ銀行ネット専用 0.375
PayPay銀行 0.38
住信SBIネット銀行(SBIマネープラザ) 0.39
auじぶん銀行 0.389(0.289)※1
新生銀行 0.45
埼玉りそな銀行 0.47
三井住友銀行 0.475
三井住友信託銀行 0.475(0.445)※2
ソニー銀行 0.447(0.397)※3
イオン銀行 0.52
三菱UFJ銀行 0.475
楽天銀行 0.537

(上記金利は最低金利が適用された場合です。審査結果により適用金利が変動する場合があります。)

今月も新規借り入れでの変動金利は、上記金融機関では先月から変動ありませんでした。以下の諸条件も変更ありません。

ただし、auじぶん銀行の0.389%は、通常0.41%から9月30日までのキャンペーンとして適用されていましたが、HPを見る限りキャンペーンの文字は削除されて0.389%はそのままとなっています。0.3%台の金融機関が揃ってきた中で0.4%台には戻せなかったのかと思います。

※1)auじぶん銀行は、auモバイルをご利用の場合は、更に0.07%の金利優遇とじぶん電気をご契約の場合は0.03%の金利優遇があり、両方を合わせて契約すると、0.1%の金利優遇0.289%となります。

※2)三井住友信託銀行は、投資信託自動購入プランやNISA口座開設などの一定の申し込みを行うことで最大0.03%の金利優遇があり0.445%となります。

※3)ソニー銀行は、頭金1割以上のご用意で0.05%の金利優遇があります。

また、埼玉りそな銀行では、環境配慮型住宅として、ZEH・太陽光発電・長期優良住宅に該当する物件の場合は、0.01%の金利優遇となります。

三井住友銀行では、ZEH住宅の場合0.05%の金利優遇で0.425%の金利となります。三井住友銀行の場合は、長期優良住宅では金利優遇追加の対象となっていません。また、ZEH住宅であり、且つBELS(ベルス)=建築物省エネルギー性能表示制度による評価書の提出が必要です。この評価書を取得する手数料として、ハウスメーカーによっては10万円以上~数十万円の請求となる場合もある様なので、事前の確認が必要です。

※その他、各条件により設定金利が変動する場合があります。

 

団体信用生命保険の比較について6月のブログで簡単に書きましたので、興味のある方は参考にご覧ください。

クリック☞『2022年6月の住宅ローン変動金利の比較』

 

2022年10月 フラット35金利比較

《フラット35(買取型) 10月金利比較》

(9割借入 21年以上返済 団信付きの場合)

金融機関 金利(先月比)%
埼玉りそな銀行 1.48(-0.04)
ARUHI 1.48(-0.04)
楽天銀行 1.48(-0.04)
住信SBIネット銀行 1.48(-0.04)

フラット35の「買取型」については、9月に続き10月も下がりましたね。今年1月からずっと上昇が続いていましたが、9月に0.01%下がり、今月は0.04%下がりました。

住宅支援機構の既発債での表面金利は、0.08%上がっていますが、上記4行では逆の動きとなっています。プラスマイナスで見たら0.12%の差となるので、比較的金利が安定している時期は、ほぼ表面金利の動きと連動していたことからすると大きな動きと見えてしまいます。

既発債の表面金利は、9月16日時点が条件決定日となっています。経済の専門的な知識が無く株についても不勉強ですが、16日の条件決定日の前の1週間で日経平均は約560円上昇していることが影響しているのでしょうか?

そして、16日からの2週間で約1,060円下がっていることを受けて金融機関ではフラット35の金利を下げる判断としたのでしょうか?

フラット35の金利変動の様子です。

2021年

6月1.35%

7月1.33%

8月1.28%

9月1.28%

10月1.3%

11月1.33%

12月1.33%

2022年

1月1.3%

2月1.35%

3月1.43%

4月1.44%

5月1.48%

6月1.49%

7月1.51%

8月1.53%

9月1.52%

10月1.48%

 

そして、10月1日よりフラット35の金利優遇基準が新しくなります。

その前提として、先月まで維持保全型の条件とされていた長期優良住宅の認定基準が見直されました。

10月以降の長期優良住宅の認定基準において断熱性能がZEH基準と同等となり、「長期優良住宅認定です。」と言ってもその認定取得(申請)の時期により、その建物の性能が違うので注意が必要です。

みなさんも、その部分をしっかり説明してくれる営業・会社を探すことが大切です。

10月1日以降のフラット35の申請分から、ZEH長期優良住宅を共に認定取得している物件は、当初10年間ずーっと0.5%の金利優遇となります。これは魅力的かと思います。

最大の金利優遇を受けられる条件は、他にもいくつかありますので、詳細はその都度ご説明いたします。

フフラット35金利優遇新基準

なお、『3.エリアで選ぶ』での【●子育て支援】は、弊社の営業エリアでは、蕨市・戸田市が該当しています。さいたま市・川口市では行っていません。

 

【フラット35】『維持保全型』についてはこちらをご覧ください。

ブログ(【フラット35】『維持保全型』とは?

長期優良認定住宅の認定を引き継ぐことなど一定の要件を満たすと、当初5年間0.25%の金利優遇を受けられます。

フラット35Sとの併用で、当初5年間は0.5%の金利引下げとなります。

藤島住宅の分譲は、全物件フラット35Sと長期優良住宅認定を取得しています。

☞藤島住宅新築自社分譲物件

今後の分譲予定物件の長期優良住宅認定につきましては、別途お気軽にお問い合わせください。

☞藤島住宅分譲予定物件

 

次に、フラット35の『保証型』では、微妙な動きとなっています。

「ARUHI」

 スーパーフラット8.5   1.40%(-0.04) 頭金15%以上
 スーパーフラット8    1.35%(-0.04) 頭金20%以上
 スーパーフラット5    1.27%(-0.04) 頭金50%以上

「住信SBIネット銀行」

 1.48%(+0.03) 頭金10%以上必要
 1.38%(+0.06) 頭金20%以上

 

ARUHIでは、買取型と同じく0.04%先月から下げて来ましたが、住信SBIネット銀行では、上記の既発債と同じ方向性での動きで金利を上げてきました。これにより、保証型に関してはARUHIの方が金利での条件は良くなりました。

 

各行の詳細はこちらから

PayPay銀行

auじぶん銀行

住信SBIネット銀行(住宅ローン代理店対面)

住信SBIネット銀行(フラット35)

ARUHI

新生銀行

 

まだ不慣れな部分はありますが、簡易的なライフプランの作成などのご相談も承ります。

お住まい購入において、住宅ローンなど資金計画については大変重要な部分です。

物件探しと合わせて、お気軽にご相談ください。

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