将来の我が家の価値・・・「ガイアの夜明け」

こんにちは、藤島住宅の大目(おおめ)です。
昨日の夜は、サッカーワールドカップ最終予選「日本対タイ」をご覧になっていた方も多いかと思います。
私も見てはいたのですが、後半日本のミスが目立ちはじめたところで、ちょっとチャンネルを変えてみたら、ちょうどテレビ東京「ガイアの夜明け」で、
テーマは『我が家の”価値” どう守る?』でした。
以前から自宅マンションの管理について何度かブログを書いてきましたが、まさにその問題に直面しているマンションの管理についての内容でした。
管理が比較的うまくいっているマンションは、マンションの住民である管理組合員が、「マンション管理は自分たちの問題」という意識を強く持ち、各々が積極的にマンションの管理に携わろうとしていました。

 

このマンションも、理事会の任期は2年でした。。。
自宅マンションでも提案しましたが、タイミングが悪く具体的な議論には発展しませんでした。
順番とはいえ理事になった時に問題を解決しようとすると、1年では足りないんですよね。

 

番組の中では、大規模マンションだからこそ出来ることかもしれませんが、マンション独自のホームページを作成し、不動産業者などからの広告手数料や自動販売機設置による手数料の還元など、管理費・修繕積立金以外からも収益を上げる努力をしていて、「なるほど」と思いましたね。
そして、もう一つのマンションでは、建物の至る所で劣化が目立ち大規模修繕が必須ではあるが、その資金が全く足りない状況。
数字は正確に覚えていませんが、工事の見積り額が約1億円に対し、修繕積立金は1500万円だか3000万円くらいしかないと・・・
工事費用を出すには、1世帯一時金として100万円徴収か、修繕積立金を20倍にするしかないと、管理会社から言われたとの事。
私の自宅マンションでは、今年2倍の案にも反対があり、1.6倍で決まったというのに、20倍って!!
当然、住民の賛成を受けられるはずもないのですが・・・

 

逆に言うと、こんな状況になるまで管理会社からはどんなアドバイスがあったのでしょうか?

 

管理を委託していたからと言って、こんな状況になったとしても管理会社が資金を出すことは有り得ません。
なんの責任も取りません。

 

最終的に、住宅支援機構から工事資金の融資を受けて大規模修繕工事費用を捻出しました。
番組では、工事が完了し綺麗になったのを見て「良かった。」と安心している様子が映されていましたが、私は「怖い~!」と思いました。
上記の様に、今までは、全く大規模修繕工事資金が捻出できない程度の修繕積立金の額だったわけで、これからは、今回融資を受けた分の返済と、約13年ごとに行う次回の大規模修繕工事の費用も積み立てなければなりません。
20倍とまではいかなくても、相当の増額が必要だと思います。
そのことは、クリアーになったのでしょうか?
この様に、借金の繰り返しで、破綻する管理組合もあるのです。
とにかく、早めの意識改革が重要ですね。
仮に、私が80歳まで生きたとして、その時、自宅マンションは、築47年となります。
早めの手を打たないで、その時に一時金!なんて言われたら、絶対反対します!!

 

以前のブログは、こちらをご覧ください。
【マンション管理組合の理事会出席】
【マンション 修繕積立金の増額は必要か!?】
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