ジャパンネット銀行、変動金利0.399%



 

(2020年5月11日時点の情報です。)

こんにちは、藤島住宅の大目(おおめ)です。

 

昨年から人気が上がっているのが「ジャパンネット銀行」です。

本日は、住宅ローンでのネット銀行のご紹介をしながら都市銀行との違いなどをご紹介します。

 

ジャパンネット銀行は、なんと言っても、その金利の低さが魅力ですね。

5月の変動金利が、0.399%

 

ジャパンネット銀行は、日本初のネット銀行として2000年10月に設立されています。

当初からヤフーと提携してYahoo!オークションオフィシャルバンクになっていました。

 

私は、ヤフーオークションなどもあまり利用しなかったこともあり、身近に見聞きすることが無く昨年まで認知していませんでした。

ヤフーと提携していることもあり、PayPayの推奨金融機関にもなっているので、今では多くの方がご存じかもしれませんね。

 

ジャパンネット銀行の金利は、2019年夏ころに変動金利が0.415%となり、それまでは住信SBIネット銀行0.457%が最安かと思っていましたが、ネット銀行同士の競争も激しくなりました。

 

その後、住信SBIネット銀行が0.415%にしたかと思ったら、つかさずジャパンネット銀行が2020年1月に0.399%としました。

 

現時点では、私の知る限りジャパンネット銀行が変動金利では最低金利となっています。

 

ジャパンネット銀行は、融資審査からすべてネットで完結できるのでお忙しい方にとってはとても便利です。

 

ネット銀行によっては、結局紙での書面を郵送でやり取りする場合があり、一往復するのに1週間かかり、もし書類に不備があるとまたやり直し。。。その間の審査はストップしてしまい、決済までの期間が長くかかってしまうのでネックでした。

 

仲介で完成物件のご契約する場合に、売主業者から契約から決済までを1か月以内との条件を付けられる場合があり、仕方なくネット銀行をあきらめざる負えない場合もあります。

 

藤島住宅の自社物件の場合は、お客様のご希望に合わせてある程度期間のご相談は可能です。

 

ジャパンネット銀行は、すべてWEBで完結できるのですが、金利の低さから人気がありお申し込みが重なっているので、結局かなり時間がかかる可能があるので、その都度状況の確認が必要となります。

 

ネット銀行のホームページでは、『保証料0円』なんてよくご覧になるかと思います。

ジャパンネット銀行0円

ジャパンネット銀行のホームページでもこのような感じで、いろんな費用が0円ですと謳っています。

 

『保証料0円』

保証料とは保証会社へ支払う料金です。何かしらの事情で銀行へのローン返済が滞ってしまった場合、銀行はローン融資時に抵当権を設定するので、そのままにしておくと不動産が差し押さえになってしまいます。

その時に保証会社が一旦銀行へローン残高を支払ってくれます。

ただし、ローン返済がチャラになるわけではなく、その後保証会社と相談しながら返済はしなくてはなりません。

 

埼玉りそな銀行において、35年返済の場合では借入100万円につき保証料は20,614円です。

仮に、3,000万円の借り入れの場合は、618,420円となります。

60万円超の金額が0円ですから安く思われるかもしれませんが、そんなに良い話ばかりでもありません。

 

多くのネット銀行では、融資手数料を融資額×2.2%としています。

つまり、3,000万円の借り入れで660,000円となります。

 

埼玉りそな銀行では、保証会社利用の場合融資事務手数料は33,000円ですので、融資手数料か保証料の違いはありますが、結局初期費用の総額は大きく変わりません。

 

なお、保証料は借入期間により保証料が変わります。

25年の場合は17,254円、15年の場合は11,982円と、借入期間が短いほど保証料も安くなりますので、目先のローン金利の低さだけではなく、借入期間を短めに設定しようとお考えの場合は、トータルでの比較が必要になります。

 

そして、保証料は、繰り上げ返済をして残りのローン期間が短くなると保証料が割り戻しされます。

単純に案分計算ではなく、その都度事務手数料がかかったりしますが、もし、どんどん繰り上げ返済をする予定の場合は、保証料タイプの方が良い可能性もあります。

 

融資手数料として支払った金額は、繰り上げ返済しても戻ってきません。

 

ネット銀行の楽天銀行』は、手数料が一律330,000円です。

ここは、魅力ですが、今月の変動金利は0.527%ですので、ほかの条件も含めて比較検討が必要ですね。

 

ちなみに、埼玉りそな銀行では、【保証料支払型】【融資手数料型】を選択することができます。

ネット銀行の「保証料0円」に対抗しての商品設定しましたが、【融資手数料型】の方が融資金利は低く設定されています。

 

繰り上げ返済をどんどん行う予定の方は少ないので、結局、融資金利が低い手数料タイプを選ぶ方が多いですね。

 

 

『返済口座への資金移動0円』

これは便利ですよね。給与振り込みの口座が会社指定になっていたり、光熱費等他の返済口座との兼ね合いで、住宅ローン返済口座と給与振込口座を同じにできない場合に、自動的に給与振込口座から住宅ローン返済口座へ返済額の定額を移動できます。

 

 

『収入印紙代0円』

住宅ローンの金銭消費貸借契約手続きもWEB上で行うので、一般的な金銭消費貸借契約書に貼付する印紙が不要となります。

多くは、1,000万円~5,000万円の借り入れですので印紙代は20,000円です。

5000万円超は、一気に60,000円になります。

 

 

『一般団信の保険料0円』

これは、当たり前なので特記するほどでもないかな。

ただし、オプションとして【がん保障】【三大疾病保障】【全疾病保障】など金融機関によってその内容が違いますので、ここは注意して比較した方がよいかと思います。

各違いをここで書くとかなり長くなってしまいますので、改めて団信の違いをまとめて書きますね。

 

 

『一部繰上返済手数料0円』

これも、今では当たり前ですね。

都市銀行でもネットから行えば無料で行えます。窓口で手続きする場合は手数料がかかってしまいます。

 

 

以上、簡単にネット銀行と都市銀行(埼玉りそな銀行)との違いなどをお伝えしましたが、お客様により諸々条件や事情が違いますので、ご相談しながら最大限良い条件の金融機関での住宅ローンのお手伝いをいたします。

 

お住まい購入には、住宅ローンの資金計画が大事な要素となっています。

どんなことでもお気軽にご相談ください。

 

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