マンション、管理費・修繕積立金問題・・・

 

こんにちは、藤島住宅の大目(おおめ)です。
今年も自宅マンション管理組合の総会の時期になりました。
昨年の総会で修繕積立金増額が決まり、それを踏まえての長期修繕計画表が作成されています。
しかし、10年後の2回目の大規模修繕工事の時点で、修繕工事の累計が修繕積立金の累計を上回っています。
マンション全体のことなので具体的にはお伝えできませんが、相当の額です。
「ちょっと節約しましょう!」のレベルではありません。
昨年、増額の話し合いをした時にこうなることは分かっていました。
しかし、いきなり大幅な増額には、やはり反対意見も多く・・・
今年改めてこのグラフを見て、みなさんはどの様に感じているのでしょうか?
当然、私だって現状のままで大丈夫ならそれに越したことはありません。
「大規模修繕工事ももっと節約して出来るから、このグラフ通りに足りなくなると確定できないのでは。」
なんて意見もありましたが、そもそも、大規模修繕工事の総額以上が足りなくなると言っているのに・・・
マンションは立地に左右されるのも確かですが、管理をしっかり行うことでマンションの評価がよくなり資産価値が急激に下がること抑えられたり維持できているマンションも多くあります。
しかし、それには相応の負担が管理・修繕を行うことで必要となります。
以前も書いたかもしれませんが、川口市のあるマンション(平成22年築)で、
本日確認したところ9件の売り物件が出ていました。
総戸数72戸ですから、1割以上の住戸で同時に売りが出ています。
売りに出ている住戸ではない方から、以前売却のお問い合わせを受けた時は5件でしたので、更に増えてますね。
つまり、潜在的にはもっと売却希望の方が居るということです。
普通このような状況を見たら、「何かあるの?」と不安に思って、
「良いな。」と思ってもなかなか購入へとは決められないですよね。
上記の方のお話では、このまま行くと次の大規模修繕工事で1億円以上足りない計算だと事です。
それにも拘らず、修繕積立金増額が否決されてしまったとのことでした。
となると、その時になって一時負担金の発生の確率が高くなってしまいます。
まだ、1回も大規模修繕工事を行っていない時期に、これだけ足りなくなるものかな?との疑問もありますが。。。
現状の管理費・修繕積立金を見ても、築浅のマンションではありがちな金額設定とも思えます。
今、売りに出している方全員が、この理由と断定は出来ませんが、早めの対策が必要となってくるのです。
本当は、新築分譲時からもっと長期的に安心できる計画にするのが良いんでしょうけどね・・・
ですので、最近マンションをご案内するときは、
「うるさい!と思われるくらいに、マンション管理に責任感を持ってチェックして関わっていくことをお勧めします。」
とお伝えしています。
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