2022年の家購入で住宅ローン控除は?
(2021年7月21日時点でのブログ記事の情報です。ご覧いただいた時点で販売状況や法規制の内容等が変更となっている場合がございます。詳細は、その都度ご確認をお願いいたします。)
こんにちは、藤島住宅の大目(おおめ)です。
弊社の新築分譲物件など消費税(10%)が課税されている家を購入した場合、現時点で住宅ローン控除は期間が13年間となります。ただし、11~13年までの3年間は消費税額の2%分の1/3がその年の控除上限となります。
しかし、この特例を受けるためには、建売物件などの場合は、今年2021年11月30日までの契約が条件となります。購入物件への入居は、来年2022年12月31日までと延期されています。
もし、今年の12月1日に契約した場合は、住宅ローン控除は受けられないの??
あくまでも、現時点の法律で確定している限りでは、契約後のローン手続きを最速で行い、年内に入居すれば、控除期間は10年ですがローン控除を受けられます。
本日、念のため財務省に確認しましたが、「来年の事は決まっていないのでお答えできません。」と、予想した通りのお答えでしたね。
今の経済状況で住宅購入の勢いを止めるようなことはしないとは思いつつも、来年も大丈夫とは、私も言えない状況なのです。
住宅ローン控除の上限が借入額の1%となっているものを、実際の融資金利を上限にするという変更案が出ているくらいですから、住宅ローン控除自体がなくなるとは考えにくいとは思います。
今までも、12月下旬のぎりぎりになって閣議決定され、○○の延期が決まりました!って感じでしたので今年もそんな感じなのかなと思っています。
ついでに、購入したお住まいが長期優良認定住宅の場合、住宅ローン控除の10年間または13年間と思っていても、もし、途中で長期優良住宅に認定を取り消した場合、その翌年からは住宅ローン控除が受けられなくなってしまいます。
以前、国交省の方が財務省と改正について協議中と話していましたが、本日、財務省の方に聞いても、まだ何も言える状況ではない様です。
毎年9月に国交省から要望といったものが発表される様なので、その中に改正案が入っていれば、確定ではないけど改正の期待が持てるかもしれませんね。
無理にお住まい購入を焦る必要はないと思いますが、常に住まい探しは、『良い』と思ったらスピード勝負になります。
100点満点の物件はありません。希望条件の優先順位を見極めて、一定のラインで決断する必要があります。
30℃超えの日が続き内見も大変かもしれませんが、お住まい購入は動かないことには進みません。
お気軽にお問い合わせください。
住宅ローン控除の現時点の仕組みについては、弊社営業の岩原が動画で説明していますので、参考にご覧ください。
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