一戸建てとマンション比較【火災保険】
こんにちは、藤島住宅の大目(おおめ)です。
NHKの連続テレビ小説「朝が来た」が終わったと思ったら、
直ぐに「とと姉ちゃん」が始まり。
休む暇もありませんね。
「朝が来た」のラスト2話、特に最終回の前の回が号泣でしたね。
ネットでも話題になっていました。
私は、再放送も合わせて、一日で3回泣いちゃいました・・・
さて、
『一戸建て』と『マンション』どっちがいいの?
とは、良く聞かれることですね。
住宅情報の雑誌やポータルサイトでも記事になっています。
当然、それぞれの価値観なので、「どっちが良い。」
とは断言できませんが、それでは話が終わってしまうのでいくつか参考に書いてみます。
一般的に、戸建て希望の方の意見として、
「管理費・修繕積立金・駐車場の支払がもったいないから。」
と言われます。
私も、現在月額約3万円の負担となっています。
修繕積立金の増額を検討中ですので、もう直ぐ月額約3万7千円負担になると思います。
(反対意見も出ているのですが・・・このエピソードは後日書きますね。)
ちなみに、一戸建てであっても外壁や屋根の修繕は必要です。
ひとつの目安として、13年目に屋根・軒裏の塗装、外壁塗装・コーキング打ち直し、
ベランダ防水加工など行う費用として150万円掛かるとします。
建物の大きさ、塗料のグレードによって費用は大きく変わりますので、
あくまでもひとつの目安ではあります。
月額に直すと、150万円÷13年÷12ヶ月=約9,600円
私の場合での比較ですが、
37,000円-9,600円=27,400円
家の周りの掃除の負担などは考慮しないと、
やはり、マンションは負担が大きいとなってしまいます。
これを踏まえて、ちょっと火災保険の比較をしてみましょう。
火災保険も、加入内容によって保険料は大きく違いますので、
あくまでも一例ではあります。
共通の条件として、
あいおいニッセイ同和損保「マイホームぴたっと」(ワイドプラン)
保険期間:10年間
地震保険:5年間
家財保険の条件は、
契約者(ご主人)の年齢40歳、
ご家族は、奥様、お子さん2人の合計4人家族
家財基準評価額:1,450万円
《マンションの場合》
新築、鉄骨造、専有面積80㎡とします。
建物の評価額は、1,300万円
水災についての補償は無しとしました。
保険料は、157,970円
内、地震保険分41,670円は、5年後に更新なので、
10年間総額だと、199,640円となります。
《一戸建ての場合》
新築、木造(準耐火構造ではありません)、延床面積93.56㎡とします。
建物の評価額は、1,830万円
一戸建ての場合は、水災補償を付帯することが多いので、
補償ありで比較してみます。
保険料は、566,220円
内、地震保険分89,050円は、5年後に更新なので、
10年間総額だと、655,270円となります。
その差額は、455,630円となります。
これだけ見ると、木造は火災へのリスクが高いという事で、
保険料もかなり高くなります。
10年間での差額ですので、月額換算だと約3,800円となります。
という事で、上記の一戸建てでの修繕費用月額9,600円と合わせて、13,400円
私のマンションでの管理費・修繕積立金・駐車場代37,000円と、
一戸建て修繕費用・火災保険割高分13,400円を差し引くと、
23,600円がマンションの場合の負担増となります。
「やっぱ、マンションは物件価格以外の負担が大きくてもったいない!」
との声が聞こえて来そうですね。
とはいうものの、そもそも私の場合、
マンションだからこそ、京浜東北線から徒歩11分で、高台、
整備された街並の一角という環境を得られています。
階段のないフラットでの生活は、やはり楽でもあります。
この辺の目に見えない部分での評価をどう考えるかですよね。
周辺の一戸建て価格とは、1,500万円ほど差がありますし、
本体の耐用年数が違うので、より長期的に見た費用負担は違ってきます。
最後は、自分がマンション住まいだから、何とかそっちに話を持って行っていると思われるかもしれませんが・・・
結構、一戸建てとマンションのどちらにするかから迷われている方は多いので、
ひとつの考え方として参考にしていただければ幸いです。
もっと、マンションに住まわれているリアルな話をお聞きになりたい方は、お気軽にお問い合わせください。