マンションの突発的に修繕費用が発生。



 

こんにちは、藤島住宅の大目(おおめ)です。

今度の日曜日に、自宅マンションでは、年1回の管理組合総会が行われます。

 

私は、仕事がら土日に休めないので、事前に各議題について「賛成・反対」の意思表示をしています。

ほとんどの議題については賛成としています。

細かく言えば、諸々確認したい部分もありますが、当日出席できなかったり、輪番制とは言え、毎年理事になる方は、素人ながらも管理会社からの説明を聞きながら検討・決断をするのは大変だと思うので、総論として賛成しています。

 

しかし、「長期修繕計画」については、反対とする予定です。

 

マンションは、その資産価値を維持するために、定期的なメンテナンスが必要となります。

『マンションは、”管理”を買え。』という言葉があるくらい、どの様に維持管理されているかは、築年数が15年~20年経つころからより重要となります。

 

管理会社が作成する長期修繕計画の資料の中に、今後の修繕工事費用の累計修繕積立金の累計を比較したグラフがあります。

 

ほとんどのマンションで、何年か先には、修繕工事費用の累計の方が多くなります。

つまり、修繕費用がショートしてしまいます。

 

もちろん計画上でのことなので、そうならないように修繕工事自体を減らしたり、時期を後送り、管理員の勤務時間の短縮や日勤を巡回方式にして管理会社への管理委託費用の負担を軽減したりすることで支出を減らします。

また同時に、修繕積立金を上げて収入を増やすことで、修繕がなされない状況をつくらないように改善します。

 

私の自宅マンションでも、管理員の時間を短縮して、少しでも管理費削減する旨の議題も出ています。

もちろん賛成です。

 

しかし、8年後に訪れる2回目の大規模修繕工事。

前述のグラフで確認すると、、、その金額は控えますが、ちょっとどころでの話では済まない金額がショートすることになっています。

 

これも、管理会社の言う通りに工事をした場合なので、出来るかぎり費用を抑えるように変更となるかとは思います。

ただ、修繕積立金の値上げの案は、一切出て来ません。

 

私も、マンションの大規模修繕工事については素人と同じです。何にどの位費用が掛かるかは、自分では分かりません。

 

でも、予定上でショートするあの金額は、工事計画の変更による節約などでカバーしきれる金額ではないように思えるのです。

 

まだ8年も先・・・と思っているのか分かりませんが、私には8年しかないと思えます。

 

出来れば、修繕積立金の値上げは無い方が良いに決まっています。

 

「車を買いたいな~」何って思っている私にとっては、マイカーローンの月々返済も心配なところへ、修繕積立金の値上げは辛いものがあります。

やっぱり車は、諦めろという事?!なんて思えます。

 

 

この様に、ただでさえ収支が合わなくなると言っているのに、マンション管理には、突発的な出費が発生することがあります。

 

私も、今までの経験で、電気系統が地下にあるマンションで、ゲリラ豪雨の際の浸水でだめになり、何度となく交換していると伺ったことがあります。

 

機械式駐車場の排水ポンプが壊れて、台風やゲリラ豪雨の時に冠水・・・なんてことも聞きます。

 

そして、自宅マンションでも、上記に似たようなことがあり、今後のそのリスクを回避するための工事として、数十万円の費用が発生する案が出ています。

これも、仕方がありませんが、賛成する予定です。

 

 

だからこそ、長期的収支についてもっとシビアに考えてほしいと思ってしまうのです。

 

大規模修繕工事の内容の見直しで、数百万円単位で削減することも可能かもしれませんが、今回の様に、簡単に、数十万円の突発的な費用が発生するのです。

 

数十万円から100万円の一時金徴収するマンションも少なくはありません。

だったら、今から少しずつ蓄えないと。。。

 

大規模修繕工事は、3回目も4回目も来るのですよ!

2回目で「大丈夫?」って言っていて、それこそ大丈夫?!

 

 

さすがに建て替え問題が発生するころには、私は生きていないかな?!

 

 

管理会社には、もっともっと「管理会社」としてのプロ意識を持って、各管理組合へのアドバイザー的役割を担って欲しいと思います。

 

「ここを直したほうが良い。」など、お金のかかる話ばかり積極的に持ってくる気がしてしまいます。(あくまでも、私の個人的感想ですよ)

 

 

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