2024年5月の住宅ローン変動金利・フラット35の比較

(2024年5月3日時点の情報です。ご覧いただいた時点で販売状況や法規制の内容等が変更となっている場合がございます。詳細は、その都度ご確認をお願いいたします。)

2024年5月の住宅ローン変動金利の比較

新規借入の場合での金利を比較しています。借換えの場合、より低い金利設定となる場合があります。

金融機関	金利（％）
SBI新生銀行	0.29% (キャンペーン金利、期限2024年9月18日までの申込・契約)
auじぶん銀行	0.319％（au金利優遇割で最大0.169％） ※1
住信SBIネット銀行	0.33％（頭金20％以上で0.298％） ※4
三井住友信託銀行	0.33%（家計応援プラン加入で－0.3%）※3
埼玉りそな銀行	0.34％ (環境等配慮型住宅は0.33%) ※2
三菱ＵＦＪ銀行	0.345%
みずほ銀行ネット専用	0.375%
PayPay銀行	0.38% (頭金10％以上で0.315%)
ソニー銀行	0.397%
イオン銀行	0.43%（頭金20%以上で0.38％） ※4
三井住友銀行	0.475%(ZEH住宅は0.425%) ※3
楽天銀行	0.663%

（審査結果により適用金利が変動する場合があります。）

上記金融機関では、SBI 新生銀行のキャンペーン金利0.29％が最低金利を維持しています。

住信SBIネット銀行楽天銀行が、4月の0.325％から0.005％のわずかながらプラスとなっています。日銀の0金利解除に伴い、住信SBIネット銀行では5月からの短期プライムレートの金利を0.1％上げています。これに合わせて変動金利基準金利も0.1％上げています。しかし、金利優遇を大きくして、新規借り入れの店頭金利は、0.005％わずかな上昇に抑えています。頭金が20％ご用意できる方は、更に金利優遇を大きくすることで0.298％を維持しています。

ただし、既に住信SBIネット銀行で住宅ローンを借りている方は、優遇金利は同じですので基準金利が上がれば実行金利も上がります。
☞住信SBIネット銀行「円定期預金およびローン金利の改定について」

イオン銀行でも基準金利を上げたと発表されていますが、新規借り入れ金利は先月と変わりませんので、金利優遇幅を上げた形となっています。

目先の新規住宅ローン利用者の獲得競争は維持しつつ、既存貸出債権からは収益を取り今後の競争にも備えているのでしょうか？
楽天銀行では、基準金利の0.08％上昇に合わせて実行金利も上げています。

話は変わりますが、三井住友信託銀行のサービスで『子育てサポートサービス「ジュニさぽ」』があります。
住宅ローンお借入中に「お子さまのご誕生」、「お子さまの6歳のお誕生日」、「お子さまの15歳のお誕生日」を迎えた時に、住宅ローンの金利を1年間0.1％優遇となります。
ローン返済額としては、数千円の減額ですが、今後金利上昇の可能性もある中で、少しでも下がるに越したことは無いですね。

※1)auじぶん銀行は、au回線・じぶん電気・J:COM TV・J:COM NETとの同時契約で、最大0.15％の金利優遇となります。
なお、auじぶん銀行では直接WEBから申込より代理店を通した方が金利が低い場合があり、また、審査のスピードも速くなりますので、お気軽にご相談ください。

※2)埼玉りそな銀行では、環境配慮型住宅として、ZEH・太陽光発電・長期優良住宅に該当する物件の場合は、0.01％の金利優遇となります。

※3)三井住友信託銀行は、投資信託自動購入プランか三井住友信託ダイナースクラブカードなどの一定の申し込みを行うことで0.03％の金利優遇。三井住友銀行では、ZEH住宅の場合の0.05％の金利優遇があります。

※4)頭金20％で、住信SBIネットは0.298％、イオン銀行では0.38％まで優遇されます。

※その他、各条件により設定金利が変動する場合があります。