2021年1月 住宅ローン・フラット35最低金利比較
(2021年1月5日時点の情報です。)
あけましておめでとうございます。
2021年最初の投稿となります。
本年もよろしくお願いいたします。
2021年1月の住宅ローン変動金利の比較
新規購入の場合での金利を比較しています。借り換えの場合、より低い金利設定となる場合がありますので、別途、お気軽にお問い合わせください。
《住宅ローン 2021年1月 金利比較》
金融機関 | 金利(%) |
ジャパンネット銀行 | 0.38 |
住信SBIネット銀行(Mr.住宅ローンREAL) | 0.41 |
auじぶん銀行 | 0.41 |
新生銀行 | 0.45 |
埼玉りそな銀行 | 0.47 |
三井住友銀行 | 0.475 |
三井住友信託銀行 | 0.445 |
ソニー銀行 | 0.507 |
イオン銀行 | 0.52 |
三菱UFJ銀行 | 0.475 |
楽天銀行 | 0.537 |
(上記金利は最低金利が適用された場合です。審査結果により適用金利が変動する場合があります。)
2020年12月から各行の変動金利での変動はありませんでした。
2021年も、ジャパンネット銀行の最低金利でスタートしました。
ただし、条件によっては最低金利の順位が入れ替わります。
auじぶん銀行では、”じぶん電気”との同時契約で、0.03%の金利優遇があり、ジャパンネット銀行の0.38%と並ぶことはお伝えしてきましたが、更なるセット割引が増えました。
スマホがauの方は、更に0.07%の金利優遇となり、合わせて0.1%の金利優遇!
実行金利が、0.41%から0.1%の優遇で0.31%となり、ジャパンネット銀行の0.38%よりも大きく低い金利となります。
スマホのキャリアにこだわりの無い方にとっては、au回線に変更することで最大限のメリットが得られます。
ちなみに、3,500万円を35年返済で借りた場合、
0.41%では、月々返済が89,470円で総返済額37,577,400円、
0.31%では、月々返済が87,947円、総返済額36,937,740円となり、
約64万円の軽減となります。(金利変動・繰上げ返済は考慮していません。)
これって、『楽天』と同じですね。
住宅ローンでの金利を下げるという事は、利息での利益が減ってしまっても、auグループ全体での顧客囲い込みにより収益を上げられるようにするためかと思われます。
そう言う私も、楽天銀行・楽天カード・楽天ペイ・楽天ショッピングでぐるぐる回っています・・・
楽天モバイルも検討しましたが、仕事柄電話回線を多用する私にとっては、楽天モバイルの通話回線の不安定さと、iPhoneの機種(機能)が限定されるため、踏みとどまっているところです。
この問題が解消されれば迷わず変えるかもしれません!
そして、ジャパンネット銀行も同様です。
「PayPay」を利用されている方はご存じかもしれませんが、「PayPay」を登録する際にジャパンネット銀行が推奨され、特典が用意されています。
また、ヤフーとの提携により、色々なサービスが紐づけされています。
2021年4月に、ジャパンネット銀行は「PayPay銀行」に称号が変更されます。
2021年1月 フラット35金利比較
「買取型」フラット35の最低基準金利は、「契約額の9割借入、21年以上返済、団信付き」の場合で、
1.29%となり、2020年12月から0.02%下がりました。
埼玉りそな銀行、ARUHI(アルヒ)、楽天銀行、住信SBIネット銀行が、ずっとフラット35での最低金利で並んでいます。
なお、フラット35の『保証型』では、頭金1割以上の場合で、
ARUHI(アルヒ)が、1.24%、
住信SBIネット銀行が、1.19%となっています。
この『フラット35の保証型』では、ARUHIと住信SBIネット銀行の競争となっています。
頭金が2割の場合では、
ARUHI(アルヒ)が、1.19%、
住信SBIネット銀行が、1.13%となります。
ARUHIでは、頭金の額が0.5割ごとに金利設定しているがメリットではありますが、住信SBIネット銀行の1.13%と比較すると、頭金3割で1.14%か、3.5割で1.11%となります。
住信SBIネット銀行では、頭金が1割か2割の2パターンしかありませんが、頭金の他に融資手数料や登記費用などの諸費用が必要になりますので、頭金を3割入れられる程の自己資金がある方は少ないので、『フラット35の保証型』というニッチな需要ではありますが、静かなようで激しい!競争となっています。
各行の詳細はこちらから
お住まい購入において、住宅ローンなど資金計画については大変重要な部分です。
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